タイトル『近くにいてこそわかるコト。』
知らなかった彼のいいところ,悪いところ…
たくさんのことが見えてきて
私にはただそれが嬉しかった。
正直最初は無愛想だとか怖そうだとか
そんなイメージしか持ってなかった。
それがミズくんに告白されて,付き合うようになって
知らなかったいろんなところが見えてきた。
もちろん悪いところも見えてきた。
でも私の瞳に映ったのは嘘も隠しもないいいところ。
それが圧倒的だった。
遠くから見ているだけじゃわからないことってたくさんある。
知らなかった。
無愛想なんかじゃない
あれはミズくんの照れ隠しなんだってこと。
いつも怒ったような顔してるけど
私が顔を覗こうとすればぷいっとそっぽを向いて真っ赤な顔を両手で隠す
その仕草も
知らなかった。
怖いなんて遠くから見ているだけだった私の勝手な思い込みに過ぎない
それはミズくんの相手を思う気持ちがあるからこそなんだってこと。
ミズくんは後輩を強く育てたいと敢えて鬼のように接していたことを知って
それにそれだけじゃなくて終わったら必ず何かアドバイスもして
…相手を甘やかさない,その強さと優しさも
まだミズくんのこと何も知らなかった私。
何もかも固定概念に捕らわれていた私。
でも,隣でミズくんをじっと見るようになったら
私の知らないミズくんがいっぱい出てきて…
驚いたと同時に同じくらい,ううん。
もっともっとずっと惹かれた……
ちょっとだけ恥ずかしいけど,ちょっとだけ照れるけど
今はもう,前よりずっとずっと
好きになっているよ。
ミズくんの好きに私の好きが追いつくのもきっともうすぐ…
「何ニヤニヤしてんだよ
,さっさと行くぞ。」
差し出されたのは汗ばんだ掌。
今の私ならずっと握ってたんだろうなってはっきりわかる。
ミズくん…確実にキミの好きに近づいてる自分を
感じるよ。
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頑張って大好きなミズくん先輩夢小説弟2弾!書いてみました。
月曜日から考えてたネタです,つきあってから好きになってしまったタイプの
お話です…
書いてから思い出したのですが最後のあたりのは
バラエティー番組から生まれた少し前の某バンドのアルバムの曲
からちょっと拝借した感じになってますね…でもこれだけでは多分誰もわからないはず…(ドキリ)
そうです,私はそういう世代です。あの番組を楽しんでみていた世代です。
わかってもそっとしておいてくださいませ(焦)
BGM:トリ●アの泉 どもども(爆)
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